小千谷絵紙保存会の活動を中心に、絵紙を飾る風習についての全般的な解説をしていただいた。質疑応答では、屏風ではなく簡易な表装であることについての質問や、絵紙そのものの保存と入れ替えについての質問が出た。
雛飾りセットで飾られる押絵、絵紙の分布について報告があった。質疑応答では、会員から秋田県の事例紹介や、押絵の下絵についての質問が出た。
2019年度の年末談話会は、新潟市万代市民会館410研修室を会場として開催されました。
参加者は約14名でした。
今回の談話会は研究発表ではなく『高志路』411号〜414号の合評会と参加者が持ち寄った話題について情報交換をする形式で開催されました。
【参考】小池淳一 2018 「境界の鳥 ――ニワトリをめぐる信仰と民俗」『国文学研究資料館紀要 文学研究篇』44号
明治期の流行作家、江見水蔭が1932年(昭和7)に越後・佐渡を講演旅行してまわった際の行程やコーディネーターについて紹介されました。『高志路』の創刊メンバーのうち、中野城水や齋藤秀平などが、講演旅行に関係していることなど、当時の新潟県内の知識層の動きや特徴を知ることができるとの指摘がありました。参加者からは、来県した文化人をもてなしていたそれぞれの地域の名家や旅館などについての情報が交換されました。
明治期の信濃川河口の小屋的な建築物、構造物の写真が紹介され、それらの役割や機能についてどのように考えられるか、活発な情報交換がありました。柏崎市立博物館の調査報告書『海辺の小屋―新潟の舟小屋・浜小屋・番小屋』に収録された事例との関係についても意見が出ました。
]]>議長として岩野邦康が選出された。
◇ 議事(抄録)
今年度の秋の談話会は、まちなかキャンパス長岡(長岡駅前)フェニックス大手イースト 5階交流ルームを会場として開催され、「日本海の海藻利用と食文化を」をテーマに3名の研究発表が行われました。一般を含め16名の参加がありました。
渡邉三四一氏は海苔づくりで使用する海苔簀と枠について、そのサイズと素材を検討しました。柏崎市内の9地区の海苔簀と枠を比較分析した結果、最小と最大の面積比に約3倍近い差があることが明らかになりました。その大きさを規定する要因として地域の自然環境や社会基盤などを指摘しました。民具は使用される場所(環境)に規定されることを示唆する発表でした。
早川美奈子氏は柏崎市笠島と青森県今別市袰月における海藻の採取方法や食文化について調査報告しました。
大楽和正氏の発表は鳥取県中部のエゴノリの食文化を中心に、えご食に見られるハレ食と救荒食の二面性に関する内容でした。
本談話会には越後えご保存会の会長及び3名の会員が参加されました。
同会が用意した青森産や出雲崎産のえごの試食も行われ、日本海の海藻を味わいながら理解を深める充実した談話会となりました。
]]>2019年9月15日、暑さの残る晴天の中、関川村大蔵神社祭礼の有志見学会が開催されました。
この祭礼では、神輿とともに大輪(だいわ)と山車が一台ずつ、下関地区内を巡行します。
大輪は村上の「しゃぎり屋台」と同様に二層二輪の形式をもち、曳き手は下関地区の青年団が担っています。
大輪の見どころの一つは巡行の際に行われる「あおり」。
家々からご祝儀(花)を受け取ると、先頭を歩く先導役が「〇〇様より花あがりました」と声高らかに披露します。それを合図に、前部分の手木を大きく上下に3回動かした後、左右に振ります。曳き手は左右二本の曳き綱を合わせるように、威勢よく動かします。
]]>2019年5月25日(土曜日) 午後2時~3時
参加者:22名
ほんぽーと新潟市立中央図書館 研修室2
新潟市中央区明石2-1-10 TEL. 025-246-7700
参加者:22名
ほんぽーと新潟市立中央図書館 研修室2
新潟市中央区明石2-1-10 TEL. 025-246-7700
佐藤会長による講師紹介ののち、講演が開催された。終了後は活発な意見交換が行われた。
2019年5月25日(土曜日) 午後1時~1時45分
ほんぽーと新潟市立中央図書館 研修室2
新潟市中央区明石2-1-10 TEL. 025-246-7700
議長として渡邊三四一氏が選出された。
事務局から1〜6の議案が提出されたほか、7.その他にまとめた意見、話題があった。
総会参加者により承認。
総会参加者により承認。
総会参加者により承認。
【会員数について】
【広報に関するアイデア】
魚沼郡の近世史料に描かれている子どもの記録を中心に、誕生、病気と死、名前、遊び、教育、手伝いなどのテーマごとに越後の子どもの特徴を紹介した。
発表や質疑応答では下記が話題となった。
現在の新潟市西区小新の西川のほとりに昭和40年代〜平成初年代まで存在していた池が「ベトナム池」と通称されていたことを紹介した。その背景には、高度経済成長期に、新潟市西部の砂丘地帯が住宅地として開発され、旧来の農村的な社会が大きく変化していたことがあることを指摘した。
発表や質疑応答では下記が話題となった。
議長として岩野邦康が選出された。各担当から報告があり、総会への提出が承認された。
議事のほか、下記の意見・話題があった